鉄は沢山摂るべきか
低血圧や貧血気味な症状となると、真っ先に思い浮かぶのが、鉄分が不足しているかもという事ですよね。
私も、「鉄は沢山摂った方が良いんだろうな」と思っていましたが、どうやらそうでも無いみたいです。ただし、あまりにも不足すると、赤血球が小さくなり、鉄欠乏性貧血を引き起こすので注意が必要です。
男性であれば不足することはあまりないミネラル
男性でも、低血圧や冷え性が起こると、血液の循環が悪くなっている為に起こると思い、その原因の一つが鉄不足によるものと思われがちです。
ですが、鉄について色々調べていく内に解ったのが、あまり不足することの無いミネラルであるという事でした。それは、鉄の使われ方にあるのですが、微量ミネラルである鉄は、体内で再利用されるように作られていて、赤血球に7割、残り3割が肝臓などに蓄えられているので、足りなくなれば、肝臓などの貯蔵分が使われるという事になります。
酸素が運ばれなくなると生命の危機的状況なので、生命維持に必要なものは、体の中に残させる仕組みが出来ているんですね。
成人男女の一日の必要量目安
- 男性:7.5mg
- 女性:6.5mg
男性および、閉経後の女性は不足する事は無いと言われています。
サプリは危険?
鉄を多く含む食材は、アサリの水煮缶や豚レバー・鶏レバー(動物も肝臓に貯蔵されている)などに多く含まれますが、鉄自体、吸収率の悪いミネラルと言われています。また、過剰症も無いので多めにとっても大丈夫なのかなと思いますが、サプリメントで摂るのは良くないという意見がありました。
それは、鉄を摂りすぎると、体の酸化を早めるというものです。
でも、他の栄養辞典などを参考にすると、不足しやすいと書かれているものもあり、ちょっと判断が難しいところです。
これらの意見から、「とりあえず、意識的に食事で摂れる範囲で」がベストだと思います。Fe系のサプリメントでの摂取というのは、あまり好ましくないようなので、マルチミネラルのサプリを使う場合は、鉄の含んでいないものを選ぶようにしましょう。
ビタミンCが鉄の吸収をアップする
鉄には、動物性のヘム鉄と植物に含まれる非ヘム鉄があります。レバーなどは動物性のヘム鉄で、そのままでも吸収されるようですが、植物性の非ヘム鉄を吸収する際にはビタミンCと一緒に摂取する事で、吸収率が良くなります。
色々な所で役立っているビタミンCなので、こちらも意識して摂取するように心がけたいものですね。
